(書評)「物語力」で人を動かせ!―ビジネスを必ず成功に導く画期的な手法
これもビジネスコーチに読んでみたら?と渡された本。
確かにロジカルライティング、ロジカルシン キングと言う系統の本を今まで多く取り入れてきた気がする。
実際のところ、どこまで自分が論理的かはよくわからないが。
最近うちの社内でアンケートをとったところ、「数字や業績はもういい、幹部は将来像や夢を語ってくれ」という社員が結構いた。
で、この本だ。ロジカルにプレゼンされたことは頭にツルッと入ってくるが、ツルッと抜けていく。
引っ掛かりがない。でも物語力で話されたことは共感があり、感動があるからいつまでも記憶に残り、その後の行動を伴うという。
特に日本人にはプロジェクトXのようなまさにストーリーを好む傾向があるので有効だという。昔、電波少年が高視聴率を稼いだのはすべての企画が物語に視聴者を巻き込むように作られていたからだという。
あざとい。非常にあざとい。でも自分の引き出しに入れてみよう。ストーリーテラーになってみるのだ。
理がダメなら情で押せ。情がダメなら理で押せ。常に使い分け続けよ。そういうことをこの本は教えてくれる。
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