2008年8月24日日曜日

永作博美という女優

不作といわれている今クールの連ドラで「四つの嘘」を録画しては
丹念に見ている。

当然、と言っては他の出演者のファンに失礼だが、永作狙いだ。

小悪魔的、とか目力女優とか色々と言われているが、個人的には
彼女の魅力はあの「声」から来ていると思うのである。

あの声で、あの話し方だから小悪魔的に聞こえるのであろう。
それは以前、彼女がイッセー尾形と二人で芝居をした時に感じた
ことだ。彼女はまだ舞台に出始めでいろんなキャラを演じていた。
事実、その時にはカワイイ奥様を演じていたと思う。

でも、でももう既にあの声は何かを含んでいた。
彼女は自分の声に気がついていると思う。そして目や仕草を声に
合わせてチューニングしたのだ。

聴覚で受け手」の五感は支配されるのだということを彼女で知らさ
れた、そんな気がする。

(日本新生のための10のイニシアティブ)源泉徴収制度を廃止せよ!

(下書き中)

(日本新生のための10のイニシアティブ)キャリア公務員制度を廃止せよ!

(下書き中)

(日本新生のための10のイニシアティブ)相続税を廃止せよ!

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(日本新生のための10のイニシアティブ)国会議員の立候補資格に民間企業勤務経験10年以上を加えよ!

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(日本新生のための10のイニシアティブ)特殊法人の数×50億円ずつ主管省庁の予算を削れ!

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(日本新生のための10のイニシアティブ)投票率の低い選挙区を順次廃止せよ!

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(日本新生のための10のイニシアティブ)地方自治体間のM&Aを可能にせよ!

(下書き中)

(日本新生のための10のイニシアティブ)ODAをまず5年間凍結せよ!

(下書き中)

(日本新生のための10のイニシアティブ)制定から20年以上たった法律を一括廃止にせよ!

評論家の大前研一氏が以前嘆いていたことだが、彼が以前「平成維新」
「生活者主権」をテーマに活発に政治活動をしていた頃、一番の
抵抗勢力は官僚でも自民党でもなく、内閣法制局だったという。

日本での法律は過去からの細かい法律が廃止されることなく新たに
積み重なっていく形になっているため、法理の一貫性を保つチェックを
することが、一部の官僚及び内閣法制局にしかできず、かけだしの
官僚・政治家には到底新規立法ができないという。

どうりで立法府が機能しないわけだ。ある種の職人芸をもってしないと
法律ひとつ作れないように制度疲労が起こっている(あるいは参入障壁
としてわざと残してあるのか)のである。

これを打破するのは意外に簡単というか、これしか手がない。
すべての新規立法を時限法案にし、古い法律を一括廃案にするしか
ない。表題にあるようにその年限が20年なのか30年なのかは専門家
に任せるが、要は一旦、古い法律はリセットするということだ。

官僚あたりは「大混乱になる」と反対するであろうが、どこに混乱が生じ
るのか具体的な指摘はできないだろう。それよりも「廃止する」と宣言すれ
ば、それに乗じてビジネスチャンスとしようとする民間の会社が数多く
入ってきて、勝手に論点は指摘してくれる。

これこそ、民活。変な市場化テストをせずとも本当の民間パワーが
多くの領域で活かされる。

澱を残した状態で再生などできはしない。
この日本には賞味期限切れを偽装されたままの法律がゴマンと
ある。まずはそれを一掃することから再生は始まる。





(日本新生のための10のイニシアティブ)新聞購読契約を解約せよ!

どこぞのプロ野球球団オーナーにして、政界再編の仕掛け人のような
したり顔、下膨れで不健康そうな品性下劣な顔を見るに、新聞社の社長
とはいまだに自分たちがメディアという権力の一翼を担い、同等の権力を
牽制しているのだという錯覚に陥っていることを痛感する。また「解説委員」
なる普通に考えると現場からの「アガリ」ポストのおっさん(下村満子のような
オバハンもいるが)が、自らを権威であるかのように振舞ってご託宣を述べ
ているのを見ると勘違いも可哀相になってくる。

しかしてその実態は、日本の紹介記事をエログロで脚色して海外に発信
したり、大陸側に必要以上におもねったり、人権問題や民族主義を振りかざ
したりと偏向著しい集団である。なんとかに刃物ならぬ、キチガイになんとか
である。

その新聞社だが、購読者数が軒並み激減で経営危機も遠くないと言われて
いるようである。

当たり前だ。今や新聞はスーパーの安売り広告とテレビ欄を挟み込むバイン
ダー以上の存在でも価値でもない。物価があがって可処分所得が減り、
たいした引取り価格にもならない古紙を利用した(ということになっている)
印刷物が節約対象になったとしても何の不思議もない。むしろ健全である。
今や、新聞に書いてあることはウェブで充分に見られ、しかも早い。

しかも、資源ゴミにしかならないものを、スクーターで毎朝、毎晩配達させて
環境問題に逆行していないのか?新聞社はいつか誰かが、「そういえば
新聞ってアンチエコだよね」と図星を指さない限り、適当に口を拭いながら
ほどよく問題を訴えるが、本質を突くことは業界でもタブーなのである。

そこでだ。
今や二流メディアになりさがった新聞業界を駆逐、再編に持っていくために
皆で、新聞解約キャンペーンをやろう!
あの旧式メディアをいくつか倒産させよう。それを見れば心ある新聞社は
取材・製作方針をかえるだろう。

なんとか記者クラブに詰めて大本営発表の検証さえまともにやらない新聞社
は消え行くのみだと思っています。

少し、彼らをあせらせようよ。

残業ゼロの人生力



「残業ゼロの仕事力」に続く第二弾だが、実際には前作の内容もほぼ
カバーしているので、こちらだけでよい。

退職後は「余生」ではなく、「本生」だ。

残業せずに家に帰って食事をし、妻との会話を楽しむことは「本生」を
ともにすごす大事なパートナーとのコミュニケーションリハーサルでも
ある。

仕事をデッドラインを設けて人一倍一生懸命やって、定時で仕事を
終わらせたその上で残りの時間を「本生」に備える時間に使う。

ある意味、成功者のゆとり哲学のようでもあるが、まずはやってみる
ことが大事。

人生に対する「決め」の問題だ。

2008年8月23日土曜日

(会食で行った店)幾寅

「幾寅」

北海道でジンギスカンの通販をやっている知人がいるが、その人が
進めてくれたので行ってみた。

いい表情の店長(幾寅北海道人会 会長の大さん)が迎えてくれる。

臭みのない肉は大きなカットで食べがいがある。
生肉のいいところを使っている。
今、肉を喰っている。そんな感じの野性味がある。

上野の「壱鉄」の店長もそうだが、北海道の男はふるさとへの想いが
熱い。ジンギスカンをやるのは北海道を元気にするためだと
言い切る。

熱い鉄板から熱い想いごと肉を喰う。
そんな店。

2008年8月12日火曜日

(会食で行った店)笹吟

「笹吟」

代々木上原の駅を出て線路沿いを代々木上原駅南の交差点に向か
うこと50mほどで着く。

ここも日本酒のラインナップが充実。
およそ80~100種近くあり、食事も100品ほどあって選択に困る。
なにより店のカウンターの後ろに見事にライトアップされたガラス張りの
保冷庫があり、日本酒の一升瓶が誇らしげに並んでいる。

おしいのは「萬屋おかげさん」とは違って禁煙ではないところ。
せっかく保存のいいお酒だが、純粋に香りを楽しむには喫煙客の
無粋な煙が邪魔をする。

とはいえ、一杯あたりの量をほどよく抑え、かつ価格もリーズナブル。
各地のおいしいお酒を数多く楽しみたい人にはよいお店。

☆☆☆☆★

(会食で行った店)萬屋おかげさん

「萬屋おかげさん」

四谷二丁目の交差点近くにある居酒屋である。

居酒屋といっても普通の居酒屋ではない。日本酒のラインナップが
なんともすごく、しかもその酒のアテに対する執念も尋常ではない。

店内は小汚く(神崎さん、ゴメンなさい)、とても女性を連れて行ける
ような感じではないが、小汚いながらもおいしい日本酒が好きな若い
女性は昨今多いらしく、実際の客層は華やかである。

そういうわけで予約をとるには余裕をもっていかないと繁盛していて
難しいが、実際にはおひとりさまの常連には無理してカウンターの
端っこを補助席として詰めたりもしている。

調理場もそんなにしっかりした設備には見えない(神崎さん、ゴメン
なさい)のだが、よほど仕込みが入念に行われているらしく、手際
よくウマイもんが出てくる。

コラムニストの勝谷誠彦が絶賛していたが、それも納得。
コストパフォーマンスも何もとにかく満足度が高い。

☆☆☆☆☆

(会食で行った店)來(おいで)

「來(おいで)」

六本木の喧騒を少し離れた飯倉片町の交差点から2分ほど東京タワー
に向かって歩いたところ。

こちらも和食で、食材は瀬戸内から毎日空輸。やはり海の物がおいしい。
空輸してくるので固定のメニューはない。
基本はおまかせで、でてきたものをいただくが、ほとんどコースは一万円
以下なので、お酒を一緒にいただいてもそれほど驚くようなお勘定には
ならない。

お店の人たちも落ち着いて気配りのある方たちなので、リラックスして
やさしいお味の和食を楽しめるお店。

仕事上の会食というよりもプライベートでのんびり行きたい。

☆☆☆☆★

(会食で行った店)たき下

「たき下」

麻布十番のパティオの近く。和食でかつおいしいお魚が食べたい時に。
小名浜や伊豆のお魚をおいしく調理していただけます。
「鼎」ほどには高くないので、普段使いで満足度の高いを楽しむことが
できます。日本酒のラインナップも充実しているので、ふっくら焼きたて
の干物に冷酒を楽しみたい時にオススメ。

☆☆☆☆★

(会食で行った店)カメレオン












「カメレオン」

東麻布というよりは赤羽橋なんだと思う。
周囲はまったく普通の住宅街なので、やや隠れ家的なお店。
いろんなメディアで最近取り上げられて、八重洲大丸地下にデリも出した
萩原雅彦シェフのイタリアンのお店。ただのイタリアンでない感じ。

写真は
「千両茄子と毛蟹のヴァポーレ」
「リンシエメ(イタリア ピエモンテ産ワイン)」
「リコッタのタリオリーニ 雲丹添え」(ライティングを変えて二枚)
「チコーリアと空豆のピュレ 鴨のコンフィ添え」
「ダンテ・マラミエーロ(ペスカトーレ地方のワイン)」
「とうもろこしボール」(そのまんまなネーミング)
「季節のグラニータ」
「馬フィレ肉 夏野菜添え」

一品一品、堪能いたしました。
シェフの勢いを感じるお店です。

丁度、同じタイミングでポップアートの村上隆氏が来店していた。

☆☆☆☆★

(会食で行った店)笹繁

「笹繁」

西麻布の交差点そばにあるビルの二階。
ベースは鉄板焼きだが、普通に和風のオーソドックスなメニューから
ステーキ、お好み焼きまでなんでも。深夜営業もやっているので
何時からでも使い勝手は良さそうだ。

テーブル担当だった女性がスタイル、姿勢がよくなんか男前。
立ち居振る舞いに見とれてしまった。

とにかく活気もあるのでワイワイやるのにはいいお店だろう。
飲み物はそれなりなお値段のものもあるし、グラスで少しずつもいける。
メニュー&プライスがウェブで公開されているので納得がいったら
楽しんでください。

☆☆☆★★

(会食で行った店)鼎

「鼎」

六本木の芋洗坂を少し下って郵便局の路地を右折、左側の最初の路地にある
ビルの地下。

店主の石井さんはまだ若いが、出てくるお料理はハズレがない。
お料理はお任せで1万2000円(だったと思う)のコースのみ。
加えて旬のいい素材が入ると勧めてくれるがこちらは別料金。

・シンコの一貫握り
・鯨肉の焼き物
・枝豆ときぬかつぎ
・富山産岩ガキ(お好み)
・万願寺と茄子の焼き浸し
・もずく酢
・お造り(アワビ、蛸、鯖、車海老)(海老の頭は別に後で焼いてくれた→美味)
・スッポンの御椀
・甘鯛(ぐじ)のマツタケ蒸し(お好み)
・カレイの揚げ物(お好み)

他にマツタケとハモのしゃぶしゃぶとかを勧められている人がいたと思う。
この後に「お食事でも?」と言われたがお腹はもう十分だったのでオーダー
ストップ。お酒は神亀とか三千盛あたりを8合くらい飲んだ。

二人で3万2900円。
出てきたお料理のクオリティを考えると納得だけど、普段遣いには少々グレ
ードが高いかな。

でも、旬の食材を堪能して「日本人でよかったな」と心から思えるお店。

☆☆☆☆☆