2007年3月13日火曜日

(書評)14歳

この人は昔の自分の気持ちとか見たこと聞いたことをきっと鮮明に覚えているんだろう。

鮮明に覚えすぎていてどこに何の言葉をあてはめたら記憶が文章として再現できるのか? そうした作者のいらだちが時々文章ににじみ出ている。 そのいらだちが「ゆらぎ」を生み、その「ゆらぎ」は14歳の不安定な心の動きとシンクロする。 文章は荒削りなのに知らず知らずリズムに乗せられ最後まで一気に読みきった。

手元に置いておくことになるかもしれない。

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