(書評)千尋の闇
ロバート・ゴダード著
もう黙って先入観なしでこの世界に突っ込んで行ってくれという作品。とにかく読むべし。稀代のストーリーテラーであるゴダードの作品の中でも珠玉の歴史ミステリー。いくつもの謎を解き明かしてはそれが新たな謎につながり、ようやく全部解明できたと思って顔をあげてまわりを見渡すとそこに見えてくるものは・・・。
いい本や映画というのは読み終わった(観終った)後、どのくらい一人で誰とも口をきかずに浸っていたいかでその良作度を測ることができると思っていますが、この作品は夜中に読み終えるようにすることをオススメします。理想は夜十時に読み始めて上下二冊を夜中の1時から2時くらいに読み終わるペースでしょうか。
素敵な夜長を過ごされんことを・・・。
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