2007年3月14日水曜日

(書評)食品の裏側―みんな大好きな食品添加物

良書。

帯には「知れば怖くて食べられない」と書いてあるが、実際には食品添加物のプロが書いた理性的な話で、いたずらに危険性を書くのではなく光と影の両方を理解して賢い消費者であろうと呼びかけている。

で、賢い消費者たらんとする時に一番大事なことは正確な情報公開原則の下に自己責任原則で商品を選ぶことなのだが、現在の食品衛生法では原材料表示方法に重大な欠点があると書いてある。(詳しくは読んでみてください。ここは確かに怖いし、腹立たしい。)

厚生労働省って本当に国民をバカにしているか健康を守る気がないんだな。

食品添加物の危険性って単体ではいくらまでが危険というデータがあるが、複合摂取した場合の危険度を誰もチェックしていないって知ってましたか?

添加物の喰い合わせとアレルギー疾患の発生の相関についてもっと研究公開すべきだろうな。

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