2007年3月13日火曜日

(書評)バイアウト

(注:このレビューも去年9月に書いたもの。丁度、今NHKの土曜連続ドラマで「ハゲタカ」をやっている。原作とは設定も違うがエッセンスは残っており、おもしろい仕上がり。)

(レビュー初稿↓)
前作のハゲタカを読んで主人公の鷲津のキャラが気に入ったのでつい・・。

前作よりもM&Aのテクニカルな手法が減り、より企業再生の現場と米国資本をめぐる人間模様に焦点があたっている。作者が人を書くのが一作ごとにうまくなっているせいもあるだろう。

他にメディアやエネルギー関連の良著もある新進社会派作家。この人の本は出たら必ず買うことにしている。







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