2007年5月5日土曜日

井上ひさしの「子供につたえる憲法」

上野の国立博物館での
http://www.kotensinyaku.jp/news/event/content05.html
第8回上野の森親子フェスタ
http://www.jpic.or.jp/ueno/schedule.html
「井上ひさしの子どもにつたえる日本国憲法」

を家族で見てきた。思想的な背景は特にない。

改憲か護憲かといわれれば、私は護憲だ。
ただ、成り立ちはもとかく、奇跡的に理念が誇れるこの憲法を
日本人が「自分で選択した」という過程が欠落していると思うのだ。

今日も、井上氏は「このすばらしい理念を日本人は選択したのだから
これを誇り、これを維持すべきだ」と主張していたが、はたして今の
憲法の制定過程において日本人は主体的に議論し、この理念を選択
したのか?

それは違うであろう。

私は、今一度、この日本国憲法の理念を議論し、改めてそれを国民が
納得して選択するプロセスが必要だと思っている。

そういう意味で改憲ではなく、「改制憲」という言い方が正しかろう。

皆が納得して主体的にその理念を語れば、その主旨はだれからも尊重
されてしかるべき内容なのだから。

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